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強欲な対談No.3「1億円の出資!消防設備業界をDX」

法定点検のプラットフォームIT企業(株)スマテン 都築 啓一さん

「消防設備士100人インタビュー」第3回は、消防点検DX「(株)スマテン」の都築さん。

現場の点検・工事と建物オーナーをつなぐプラットフォームを運営し、エクイティで資金調達、大阪万博の厳しい現場にも挑戦。

バー経営時代の“洗脳”エピソードから、太陽光発電→防犯カメラ→消防点検へ至る転身、そして資格をあえて取らない理由、パートナー募集まで。

ほぼそのままの言葉で、臨場感たっぷりにどうぞ!

オープニング

青木:

防災の青木です。今回は消防設備士100人インタビュー、3人目。

株式会社スマテンの都築社長です。

 

スタッフ:

3回目にして、めちゃめちゃビッグな方に来ていただきましたけれども。

 

青木:

今日はたまたま大阪に——

 

都築:

いや、たまたまじゃないでしょ。会いに来ました。

青木:

いやいや(笑)。ご飯行きましょうよという話で…消防設備士サミットでたまたまお会いして、「YouTube撮らせてもらおう」と。昨日の夜ですね?

 

都築:

はい。

 

青木:

急遽のスケジュール感で実現。よろしくお願いします。

 

都築:

はい、よろしくお願いします。

資格の所有数

青木:

まず消防設備士インタビューですけど、都築さん、消防設備士の資格は?

 

都築:

持ってません。

 

青木:

持ってないんです。持ってないんですが、(株)スマテンさんは今期で9期目で、僕も(株)スマテンさんができた頃から仲良くさせてもらっていて。

消防設備業界についてはがっつりビジネスのフィールドとして関わっているので、アプリやシステムを消防設備業向けにもリリースしている(株)スマテンの社長さんから今日はお話しを聞けるということで。なんでも聞いていこうよ。

(株)スマテンとは

都築:

スマート点検を省略して「スマテン」という社名にしてまして。

シンプルに言うと建物管理者。建物を持ってらっしゃるオーナーさんとか建物管理者と、実際に現場で点検・作業する職人さん。双方の“めんどくさい”や“課題”を解決していく法定点検のプラットフォーマーという位置づけです。

 

建物管理者向けには「スマテンBASE」というWebシステムを提供。 過去の点検履歴、今後の進捗、報告書などを一元管理できます。

都築:

管理者からの点検・工事依頼を元請として受け、全国のパートナー企業(点検業者さん・工事会社さん)に各エリアで仕事を振る。 職人さん向けには、簡単に報告書が作成できる「スマテンUP」も提供しています。

起業したきっかけ

都築:

名古屋の大学に通ってまして、在学中に先輩2人+僕でバーを共同創業。

大学は中退して……悪徳のコンサルタントの方にいろいろ“教えて”いただいて。

 

青木:

え、悪徳のコンサルタントが入ってたんですか。

 

都築:

はい。1日20時間、364日、3年間働いてましたね。

先輩が辞めた後、僕がオーナーとして買い取ってやってましたけど、完全に洗脳されてて。

売上の10%+電話一本で「店にある金は全部持ってこい」。 名古屋から東京までバイクで運びました。

月末に電話が来て——「今いくらある?」→「100万あります」→「目黒のセブンイレブンまで来い」。

 

青木:

えっやばいやん…暴力も?

 

都築:

身長185cm、キックボクシング元プロ。喧嘩強くて…。

飲食業の次にやったこと

都築:

営業会社を立ち上げ、光回線の販売など。

色んな会社やってましたけど長くやったのは太陽光。

発電所を作って販売を7年近く。

 

青木:

じゃあスマテンやりはじめたのと被ってるってことですか?

 

都築:

被ってますよ。

25-6歳のときに太陽光の会社立ち上げて。

岐阜・三重で山や田んぼを買って、発電所を作り投資家・企業へ販売することをやってましたね。

でもFIT(固定買取制度)の買取単価が毎年下がるのでビジネスとして将来が不安で、別の領域へ。

防犯カメラを販売している時、電気工事会社さんが消防設備の仕事もしていて—— 「建物って点検しないといけない」と聞いて、そんな仕事があるんだと。

当時、東日本大震災でボランティアにも行って、防災・建物安全に関心があり、面白そうだな、からスタートしました。

 

青木:

どういうところにハマりました?

 

都築:

まず、消防点検の業界が想像以上に古かった。 旧態依然みたいな感じで。

当時DXが言われ始めた頃で、 「この領域、いつDXされるんだろ?」 と思ったけど、当面ないなと。

誰もやってない業界に気づいてしまって、 「ここやる必要ある」 と思えて、命かけてやろうって思いました。

たまたまそれが消防業界だったって感じです。

国家資格「消防設備士」を取得しない理由

青木:

……そんな中でよ。消防設備士を持ってないの? なんで?

 

都築:

元々、消防点検の会社をやってました。社内には資格保持者もいます。

ただ、職人さんの固定概念・慣習は良さもある一方で、業界に深く浸かるほど業界の常識が良い意味でも悪い意味でも染みつく。 業界を変えようと思った時、客観的判断が効かなくなるし感情も入る。

だから自分はその領域の資格を取らないと判断してやってきました。

とはいえ知識は必要なので、そこは今後もしっかり勉強していきます。

社長としての働き方

スタッフ:

都築さんて1日・1週間単位でも具体的に今どんなお仕事をされているんですか?

 

都築:

資金調達のタイミングでは、ファンドや株主候補へプレゼンしていくこともあります。

紹介を受けたら営業活動。最近は点検業者さんを回って、実際の課題・ニーズを聞いています。

 

青木:

資金調達もね……知らないんですか? 初田さんから1億円調達した。

 

スタッフ:

1億円!?

都築:

はい。

 

青木:

大手メーカーから… 何に使うんすか?

 

都築:

システム/アプリ開発、採用、攻めの投資に使います。

第3者割当増資=エクイティファイナンスで、株を一部譲渡いただく形。返済義務はない。

(未上場は出資側と受け手の合意で決まるので、数字はさすがに…)

スマテンの今後

スタッフ:

会社の未上場とか上場の話がありましたがゆくゆくは上場がゴールなのか、どういうところに目標設定を置いているんですか?

 

都築:

上場はゴールじゃないです。業界をより良くすることにコミット。

上場は手段の一つ。ビジョン達成の通過点として目指す位置づけです。

消防設備士のイメージ

青木:

課題がいっぱいある業界ですから。

 

都築:

ぼくがお話ししている消防設備士さんは、コミュ力高く前向きな方が多い。

でもポテンシャルはあるのに発揮できてない方もまだまだたくさん眠っていらっしゃる。

職人属性ゆえに営業が苦手なケースもあるので、そこは我々が役立てる部分だと思ってます。

 

青木:

管理や集客で困ってる方は、ぜひスマテンさんのパートナーになっていただければ。より働きやすい環境ができると。

 

スタッフ:

誰でもできるんですか?

 

都築:

登録は「スマテンUPアプリ」をダウンロードしていただいて、登録していただき、お話ししてしっかりした方であれば契約自体は行われます。

 

青木:

だからのっちさんも、消防設備士とって、免許証とかアップロードして、ここで契約して、案件をもらえる?

 

都築:

そうです。より信頼できる会社さんに発注していきたいです。

 

青木:

じゃあ(スタッフには)ちょっと無理か…(冗談)

出会いの原点&オフィスの話

青木:

のっちさん(スタッフ)との出会いは、(株)スマテンさんのメンバー紹介動画を作った3年前ですね!

今もメンバーも募集してる?

 

都築:

募集してます。

 

青木:

渋谷と表参道の間くらい? 消防設備士として現場で働くのももちろん、スマテンさんに就職して業界をよくしていって対価を得るという働き方もできる。珍しい会社だよね。俺らみたいに天井裏で汗流して働くのか、綺麗なオフィスで働くのか…どっちがいいの?

のっち:

僕も働きたい。

 

青木:

僕も働きたい。

 

都築:

じゃ、働いてもらいます

 

青木:

働けねえよ〜今は無理やもう(笑)。

“アイアンマン”経営と大阪万博

青木:

予定ではアイアンマンレースの話でしたけど、冒頭にリアルアイアンマンエピソードがあったのでそこをもうちょっと聞きましょう。

 

都築:

コンサルタントの方の年齢は僕らの一回り上だったわけです。

僕らが20歳の時にその方が32歳という形で、経営どころか経営者の知り合いも一人もいないみたいな状態からスタートしてるんで、正しい経営とかもそもそも何もわからないわけですよ。

その中で経営たるものを教えてあげるよと。紹介してもらって、スタートするんですけど、最初はめちゃくちゃ優しくて。 「都築たちが頑張るなら俺も全力で力を貸すからな」と。

本当にいろんなことを教えてもらって、ありがたいなって思っている中で、途中から”愛情表現”の一環として、ちょっと平手打ちが…

 

青木:

(笑)

 

都築:

僕らのことを想ってくれているというところで軽いビンタ。ビンタすら愛情に変わる。

それがグーパンに変わり、グーパンが一発から二発になり…

いきなり殴られたら当然人って拒絶反応がでますが、「僕らのことを想ってくれて言ってくれてるんだ」っていうところから結果的にボコボコに…

一同:

(笑)

 

青木:

結局どうやって抜けたんですか?

 

都築:

結果的に3~4年ぐらいお付き合いして僕らも限界になり…内容いえないですけど別れることになりました。

後悔はしてないです。 おかげで心身ともに鍛えられたんで。

 

青木:

ええっ

 

都築:

ライザップとかもお金払って追い込んでもらうわけですよ。

それのさらにストロングバージョンってことで(笑)

 

青木:

いやいやいや(笑)

 

のっち:

この動画だけ見ていると、都築さんがタフな方で、絶対病まないように見えますが、病んじゃったりすることとかないんですか?

 

都築:

絶対ないですね

青木:

アイアンマン(笑)

 

のっち:

自宅から事務所まで自転車漕ぎながら涙を流しているなんて…

 

青木:

それ創業初期の俺や!

 

都築:

それは確かに大変なことはありますけど、基本的にポジティブなので、ネガティブに捉えることはないですね。

 

青木:

さっきからアイアンマンって言っちゃってるけど、趣味がアイアンマンレース(泳ぐ→自転車→走る)。 肉体が精神を凌駕してるから、そういうことができちゃう人が経営してる会社がスマテンさん。

大阪万博もさ、スマテンさんからの仕事やから——もう言っちゃうけど。

最初は断ったんですけど、挑戦力も資金もあるから行けると。

消防設備士人生で一番ストレッチな現場でした。

そういう“アイアンマンな会社”が必要。注目していこう。

SNS/コンタクト

青木:

SNSは?

 

都築:

Facebookでも何でも。発信はしてないですけど、いつでも。

 

青木:

じゃあ申請してもらって。

 

スタッフ:

(株)スマテンのアプリを使って消防設備士として活躍するもよし、メンバーとして一緒に盛り上げていくのもよし。

 

青木:

メンバーじゃなくても全然OK、相手してくれます(笑)?

 

都築:

しますよ!

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対談の全てを聞きたい方は、ぜひ動画本編をご覧ください。

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