ガス漏れ火災警報設備
2017年
5月
15日
月
ガス漏れ火災警報設備について

ガス漏れ火災警報設備は、都市ガス・プロパンガスなどのガス漏れを検知して、音響を発する4類の消防用設備です。
検知器・中継器・受信機・警報装置などで構成されます。
(´-`).。oO(どうでもいい話ですがガス漏れの場合は、感知器ではなく “検知器” と呼びます…。。)
その検知器の有効期限が “取付け後5年間” であり、今回その交換時期が来たため、お取替えをさせていただきました。
以下に、その取替・試験の模様に加えまして、ガス漏れ火災警報器の設置基準・背景などについても言及し、記していきます。…
ガス漏れ火災警報設備の設置基準と背景

ガス漏れ火災警報設備の設置基準は、消防法施行令第二十一条の二で定められています。✍(´・ω・`)
1980年に起こった静岡駅前地下街爆発事故を受けて、法令が改正され、“地階”や“地下街”などに、ガス漏れ火災警報設備等の設置が義務化されたようです。💡
(´-`).。oO(月刊フェスクという消防の雑誌でみました…。)📚
また、2007年には渋谷温泉施設爆発事故が発生し、ガス漏れ火災警報設備を設置すべき施設に“温泉の採取のための設備”が追加されることとなりました。♨(;´Д`)
上記のガス爆発事故の被害はいずれも甚大です。
他にも、つま恋ガス爆発事故など、概要を知るだけでその危険度や、被害の悲惨さが分かります。
ガス漏れ火災警報設備の設置を要する防火対象物
注1
燃料用ガスが使用されるものに限る。
なお、燃料用ガスが使用されるとは、次のものをいう。
- ガス燃焼機器が設置されているもの
- ガス燃焼機器を接続するだけで使用可能な状態にガス栓が設置されているもの。
注2
- 温泉の採取のための設備とは、温泉井戸、ガス分離設備及びガス排出口並びにこれらの間の配管をいう。
- 可燃性天然ガスが滞留するおそれのない場所とは、室の2面以上開放されているものをいう。
参考:川崎市
ガスの爆発が起こる条件

ガス漏れ火災警報設備の検知器交換
ガス漏れ火災警報設備の検知器を交換・試験した際の様子を、写真と共に以下に紹介させていただきます。👷✨
(´-`).。oO(“工事”と言うほどのものでもありませんが…。。)
①ガス漏れ火災警報設備の受信機
ガス漏れ火災警報設備の受信機には、以下の3種類があります。
- G型受信機‥ガス漏れ火災警報設備のみの機能を持った受信機。
- GP型受信機‥ガス漏れ火災警報設備と自動火災報知設備P型受信機の機能を1台で併せ持つもの。
- GR型受信機‥ガス漏れ火災警報設備と自動火災報知設備R型受信機の機能を1台で併せ持つもの。
(´-`).。oO(今回の受信機は、上記の“G型受信機”に該当します…。。)💡



②ガス漏れ火災警報設備の検知器交換






③検知器の試験
ガス漏れ火災警報設備の検知器を試験する際に、ライター型の専用機器を用います。
✍(´-`).。oO(ライターではありませんので、注意してください‥。。)
また、都市ガス用検知器の検知濃度(警報濃度)は、爆発が起こるガス濃度の最低ライン(爆発下限界)の200分の1~4分の1となっています。
💡(´-`).。oO(ちなみに、空気より重いプロパンガスの検知濃度は爆発下限界の5分の1となっています…。。)



まとめ
- ガス漏れ火災警報設備の“検知器”交換周期は5年で、次回は2022年の5月に交換予定。
- ガス漏れ火災警報設備は4類の消防用設備で、地下街などに設置が義務化された背景には悲惨な大爆発事故があった。
- ガス漏れ火災警報設備の受信機には3種類あり、本防火対象物にはG型受信機が設置されていた。













