消防用設備等の設置に係る運用基準
第9章 配管の摩擦損失水頭
第3 ループ配管
配管をリング状に結合するもの(以下「ループ配管」という。)は、分岐点から合流点までにおけるそれぞれの配管内の摩擦損失水頭が等しくなるように流量を配分して摩擦損失計算を行うものとし、その手法については「スプリンクラー設備等におけるループ配管の取扱
いについて」(平成18年3月10日付け消防予第103号。消防庁予防課長通知)によるほか、次により行うことができるものとする。
◆1 ループ配管の摩擦損失計算
- (1) 下図のとおりループ配管の流入部側分岐点を設定するとともに、当該分岐点から最 遠となる流出部側合流点を設定する。ここで、ルート1の流量をQ₁、ルート2の流量 をQ₂と仮定する。
- (2) ループ配管部のルート1及びルート2の、それぞれの直管長、継手及びバルブ類の 直管相当の長さ(等価管長)を求める。ここで、ルート1の等価管長をI₁、ルート2の 等価管長をI₂と仮定する。また、ループ配管部の配管口径は同一とする。
- 配管の摩擦損失の基準第2に規定する式より、ルート1とルート2の配管径が同一の場合における流量比の式は以下の通りになり、Q₁及びQ₂が算定できる。
- (4) 第2によりループ配管部の摩擦損失水頭を求める
◆2 ループ配管内の直近スプリンクラーヘッドにおける放水圧力が1.0㎫を超えないことを確認する方法
- (1) 放水圧力1.0㎫時のスプリンクラーヘッドの放水量を、以下の式によって求める。
P :放水量80ℓ 毎分(50ℓ 毎分)時のヘッドの放水圧力(=0.1㎫)
Q :放水圧力0.1㎫時のヘッドの放水量(=80ℓ 毎分(50ℓ 毎分))
P1:放水圧力1..0㎫
Q1:放水圧力1..0㎫時の放水量
- (2) (1)により求めた流量時の加圧送水装置の揚程を、揚程曲線(性能曲線図)から求める。
- (3) (1)により求めた流量で、直近スプリンクラーヘッドまでの摩擦損失水頭を第2及び第3.1により求める。
- (4) ループ配管内の直近スプリンクラーヘッドまでの落差を求める。
- (5) (2)の値から(3)及び(4)の合計値を減じた値が、1.0㎫を超えていないか確認する。















